キャバクラ求人の「体入」とは
キャバクラ求人を見ていると「体入」という文字をよく目にします。
体験入店というものは、夜の世界独自の大変便利なシステムです。
お昼に就職活動をすると、まずは面接を受け、採用通知を受け取ってから、実際に働くという流れが普通です。
一方ナイトワークの場合は、面接すると同時にお試しで早速働いてみる、ということが普通に行われています。
職場との相性を迅速に確認することができますし、それで「合わないかも?」と思った場合は、それきりにしても構いません。
もちろんお店の方も、
という目で見ています。
ナイトワーク業界は慢性的な人手不足ですから、すぐに働いて欲しいという事情もあるかと思いますが、この体入は雇う側・雇われる側両者にメリットがあると思います。
キャバクラで勤務することを検討している方は、是非この体入を大いに活用してくださいね。
体験入店の流れ
それでは、体験入店の流れについてご説明していきますね。
体入が初めての方は、この流れに目を通しておくと慌てることなく落ち着いて仕事に臨めるかと思います。
①まずは面接を受ける
面接のアポを取ったらお店に向かいます。
到着時間は、お昼と同じように少し前にしておくと良いでしょう。
お昼の仕事の面接では写真を貼り付けた履歴書を持参しますが、お店からエントリーシートを出してきますので不要です。
持ち物で絶対に必要なものは、身分証です。
身分証がなければ、当日に体入していくことはできません。
お昼の面接も身だしなみには気を使いますが、夜のお仕事の場合は気の使い方が少し違います。
簡単に言えば、「華やかに、盛ってください」です。
洋服は、あなたに合ったワンピースがおすすめです。
アクセサリーもちゃんと着けましょう。
これはどういうことかというと、面接時に「あなたの外見的価値」をお店側に見せつけるためです。
「そんな適当な…」と思うかもしれませんが、面接時に店長やオーナーが印象であなたの今後の時給を決める恐れがあります。
お店側はあなたのことを「商品」として見ていますから、当然外見についてもチェックを入れているという訳です。
実際接客がすごく上手で、店長が見積もった以上の稼ぎをするキャストもいますし、その場合はしっかりとバックを受け取ることができますが、やはりスタートが良いというのは損なことではありません。
メイクや髪を整えずに面接を受けてしまうと、入店時の時給に影響を与えてしまうかもしれませんので、なるべく綺麗に見えるように装いましょう。
②お仕事内容の説明を受ける
キャストとしての仕事をするのが初めての場合は、ボーイさんに伝えておきましょう。
仕事の流れやシステムについて教えていただけます。
どこの卓に付くかはボーイさんが指示してくれますので心配無用です。
細かなテーブルマナーも存在しますが、最初から完璧にする必要はなく、徐々に覚えていけば良いものです。
③いざ、体入!
面接だけで帰りたいと希望すればそれも可能ですが、面接後に体入で働くとすれば、持っておいた方が良いものがあります。
- ミニバッグ
- ライター
- ハンカチ
- スマホ
最低限これがあれば、体入の数時間は乗り切れます。
その他、リップ・フリスク・タバコなど、自分に必要なものを入れてもOKです。
実際の接客ですが、構える必要はなく、気楽に楽しんでください。
と言えば、ほとんどのことは大目に見てもらえますし、お客さまが勝手に色々教えてくれたりします(笑)
椅子に深く座る、足を組む、タメ口で下品すぎる会話をする、など一般的な接客として無礼に当たる行動さえ避ければ大丈夫です。
④お給料を受け取る
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体験入店で働いた分の時給は、当日にいただくことができます。
しかし、全額ではないことがほとんどです。
所得税の源泉徴収として、10%が天引きされて支給されます。
仕事終わりが終電時間を過ぎている場合は、送迎費を天引きされることもありますが、終電に間に合う時間に上がりたいと伝えておけば、無理強いされることもありませんよ。
体入の接客は「ヘルプ接客」
体入の主な仕事内容は、「ヘルプとして働くこと」です。
そもそも「ヘルプ」とはどういう仕事内容なのでしょうか?
お客さまは「フリー」というキャストを指名していない状態で遊んでいることもありますが、常連さんなどはお気に入りのキャストを指名しています。
人気があるキャストであれば、同じ時間帯に指名が重なることがあります。
そんな時は、時間を区切ってそれぞれのお客さまの卓を回ることになりますが、指名キャストが卓を離れている時に、お客さまを一人待たせる訳にはいきません。
そこでヘルプさんがお客さまの横に座り、会話をしておもてなしをするのです。
控えめながら、お客さまを暇にさせないようにすることが鉄則です。
まとめ
キャバクラ求人でよく見かける「体入」とは、体験入店で働くということでした。
体入は面接と同日にお店の雰囲気や仕事内容を知ることができる、有益なシステムです。
興味を持ったお店には、気軽に体入を申し込んでみてくださいね!